
みちばたの一匹の犬が物欲しそうにやって来たので
その時たまたま持っていたドックフードをやると
『そうゆうので近寄ったんじゃないから。』と言いたげに踵を返されて
期待を裏切られた僕は鳩が豆鉄砲食らった気分になりました。
実はこのドックフード、隣の家のめちゃくちゃ大きくてうるさいグレート・デーン(2匹)を黙らせるために持ち歩いていたものでした。
しつければきっと立派な風貌になるでしょうが、防犯のためか?近所迷惑という意識が低いお国柄のためか?飼い主も吠えることを良しとしているらしく、またクレームを言う人もあまりいないのでしょう。
さぁここで日本人の僕は困った。。。昼夜かまわず吠えまくる彼らを黙らせる方法を考えて、通るたびにジッと見つめてみたり、通りの反対側を歩いたり、学生時代以来の全速力で駆け抜けたりしましたが何やってもだめ、そこで思いついたのがドックフードを投入れる事でした。
その結果、黙ったんですよっ!嬉しくてその夜は飲みましたー。
でもそれからわずか三日後には突如空き家になって犬の『い』の字もなくなっていましたとさ。